lavaanguiとは、lavaanで作成したモデルをパス図として出力するためのパッケージです。

インストール

CRANで公開されているので、install.packages()でインストールできます。

install.packages("lavaangui")

使用するパッケージ

今回使用するパッケージはlavaanとlavaanguiです。

library(lavaan)
library(lavaangui)

使用するデータ

lavaanパッケージのHolzingerSwineford1939を使用します。

data(HolzingerSwineford1939, package = "lavaan")
head(HolzingerSwineford1939)

今回はx1-x9の9変数を使用するので、それ以外の変数を削除して使用します。

dat <- HolzingerSwineford1939[, -c(1:6)]

基本的な使い方

まずはlavaanでモデルを作成します。

model <- "
  visual  =~ 1*x1 + x2 + x3
  textual =~ 1*x4 + x5 + x6
  speed   =~ 1*x7 + x8 + x9
"

fit <- cfa(model, dat)

次に、lavaangui()でGUIを起動します。

fitlavaan(), sem(), cfa()のいずれかによって作成したモデルを指定します。なお、fitを指定しない場合、空白のキャンパスが表示されます。

lavaangui(fit)

あるいは、plot_lavaan()で出力することもできます。

fitでlavaanのmodelを指定し、whereでパス図を表示する場所を指定します。デフォルト値のgadgetではRstudioで表示し、browserを指定するとブラウザで表示されます。

ブラウザ版は先ほどと同じなので、ここではgadgetを指定します(何も指定しなくても構いません)。

plot_lavaan(fit, where = "gadget")